【長寿】きれいな年の重ね方を学ぶ【100歳の幸福論】

今日は笹本恒子さんの100歳の幸福論について書いていきます

 

笹本さんは写真家として活動している女性でなんと今もご存命です
この本は100歳の時に書かれたもので今は106歳になります

 

私は年齢だけでなくて笹本さんのその見た目の若々しさに目を奪われてこの本を読みました

 表紙の素敵な笑顔と文章の書き方からとても上品な方なんだろうなと想像できます

○○じゃないかしら?や○○でございますといった普通の人では使えない表現も
笹本さんが書いていると思うととてもしっくりくるので
読んでいて不思議な感覚を味わえます

 

今回はこの本の中から私が気に入った部分を3つ紹介します

年齢を96歳まで公表していなかった

笹本さんは96歳になるまでは年齢を公開せずに活動していました

非公開にしていた理由は年齢を公表すると日本ではそんなに年齢が高くて大丈夫かと思われてしまうことがあるからでずっと現役でいるために隠し続けていたそうです

 

年齢を隠すとだけ聞くとそんなに難しいことではないと思いがちですが
実際はかなり難しいことで常に周りに悟られないように緊張と努力が必要です

 

写真を撮られてしまったときに背中が丸まっていないようにいつでも背筋を伸ばす
疲れたも口には出さないなど若者の自分でもずっとやるのはむずかしいことを
年齢を重ねてからも常に続けていました

 

またシルバーパスといって70歳以上の人が無料でバスに乗れるものがあります
笹本さんはそれをこっそり使ったり 時には運賃を払ったりするなど
そこまでやるのかといったこともしてきていて
エイジレスの生き方は並大抵ではないなと感じました

 

それだけのことをしているからなのか
笹本さんの見た目と実年齢はかなり離れて見えます

実際笹本さんと会う人に年齢を話すと「ええーー!」とみなさん驚くそうです
本の表紙に移っている笹本さんも70代や60代でも通用する若々しさで
驚くのも無理はないと思います

 

さらに年齢を聞いた人たちが驚くことがあって
笹本さんがその時に着ていた服が自分で作られたものだと知った時です
本の中でも実際の洋服が見れますが本当に素敵な洋服で売り物と全く差がありません

笹本さんは年齢よりもセンスを褒められたいと本には書いていますが
人に会うだけで年齢とセンスの2回人をびっくりさせられるのは個人的にはうらやましいです(´ω`*)

 

94歳で家をリフォーム

93歳で腰を痛めて要介護認定1をもらった笹本さんは老人ホームを探していた時期がありました

 

だけど入居条件をいろいろ見てみてなんと老人ホームをやめて自分の家のリフォームをすることにしたのです(´゚д゚`)

 

いくつかある部屋の壁を取って大きなワンルームを作るリフォームをした笹本さんは
今は毎朝その部屋で体操をしています

94歳で家をリフォームするこの行動力はぜひ自分も身につけたいと感じました

 

笹本さんのルーティー

笹本さんは毎朝起きてNHKの英会話番組を見てラジオ体操をするのが日課です

 

私の祖母も体操を習慣にしていて80歳を超えてもまだまだ元気なので
長寿の秘訣に体操は欠かせないのかなと思いました

 

特に勉強になったのが化粧品の部分で

化粧品は正直なものしか使っておらず手をかけていないそうです

 

毎朝のお手入れは洗顔をして化粧水をつけたらドクターシーラボをつけておしまいです

これだけシンプルなお手入れであの美しさを手に入れられているんだなと思いました

私もシャボン玉石鹸で洗顔して白ワセリンで保湿するだけというシンプルな

手入れしかしていなかったのですがそれでもいいだよと背中を押してもらえた気持ちです( *´艸`)

 

世の女性はもしかしたら化粧品にそこまでお金をかけなくても
笹本さんのような若々しさを手に入れられるのかもしれません

 

またおしゃれに関してのアドバイスで笹本さんはある程度の年齢になったら
色のコントラストをきちんとつけた着こなしをお勧めされています

 

半分白髪になってベージュの上着にグレーのスカートといった中間色で固めてしまうと
ぼんやりとした印象になってしまうそうです

 

髪がフレーなら赤か黒、髪がベージュなら黒かこげ茶かオレンジ色といった
はっきりした色を顔のそばにもってくると顔の印象が全然違ってきます

年齢を重ねてからのファッションはなかなか勉強しづらいものでもあるので
こういった話は貴重だなと思いました

 

最後の言葉がこころづよい

100年生きてきた笹本さんが言われることなので
本の中に登場する言葉はどれも力を持っていて勇気づけられます

 

その中でも私が一番心に響いたのが
「人生で’もう遅い’という年齢はない」何回だってやり直して大丈夫という言葉です

 

これは本の最後の方に書かれている言葉で
この言葉に全てが詰まっていると感じました

100歳まで生きて今も楽しく暮らしている笹本さんだからこそ
この言葉にここまでの重みをのせることが出来ます

 

世の中にはなんとなく何歳までにはこれをやっているや
ある程度の年齢を超えると出来ないことがある といった考え方がありますが
そういった考え方を全て吹き飛ばしてくれる
笹本さんのこの言葉は目にした瞬間とても気持ちがよくなりました

 

今回紹介したことは笹本さんの考え方の本の一部です
もっと知りたいという方はぜひ手に取ってみてください(*^^*)

今ならKindleの読み放題対象なので無料で読むことが出来ます お急ぎください

 

ここまで読んでくださりありがとうございました