【逃げるが勝ち】会社を辞める勇気をもらえる一冊【会社や世の中をトンズラする方法】
今日はたつろうさんの会社や世の中からトンズラする方法についてです
たつろうさんが会社を辞めるときに相談した精神科の先生の言葉がとてもよかったので
いくつか紹介させていただきます
今会社を辞めたいけどなかなか切り出せないでいる人に役立つと思います
自分の人生は大事じゃないのか
働き方改革によってだいぶブラックな働き方は見直されてきましたが
いまだに長く働いたり会社に貢献することを美徳のように感じている人の方が多いように感じます
仕事がなによりも優先されていて自分のことをおろそかにしている人が多いです
たつろうさんも自分が仕事でいっぱいいっぱいだった時期があって
その時に先生から言われた「仕事を取りますか、それとも人生を取りますか」という言葉のおかげで仕事をやめる決心がつきました
冷静になって考えるとどう考えても人生の方が大切なはずなのに
なぜか仕事が大事だと思っているときには視野が急激にせまくなって
仕事が一番大事なことのように思い込んでしまいます
自分がその仕事をしていて苦しくないのなら続けるべきだとは思いますが
そうではないのなら今の仕事と自分の人生 どちらの方が大切なのかを一度立ち止まって考えてみる価値はあると思います
あなたの代わりはいくらでもいる
これは会社で働いている人が薄々感じてはいますが認めたくない事実です
もし仮にあなたが会社からいなくなったとしても
会社は何ごともなかったかのように回っていきます
今の仕事から自分が外れたらたくさんの人が困る
みんなに迷惑をかけてはいけないと今の苦しい状況を受け入れて働くことはありません
たつろうさんが先生に今私がいないと会社が大変なことになると主張した時には
「あなたの代わりなんていくらでもいます、自分を過大評価しすぎないでください」と
一刀両断されたそうです
実際そのあとたつろうさんは今手がけているプロジェクトを途中で降りて
休職しましたが、そのプロジェクトは何ごともなく大成功を収めました
この話を聞くと会社の中で自分じゃなければいけないものなんてないんだなと思いました
自分じゃなきゃできないと抱え込んでしまっている場合は
一回自分がいなくなったときの状況を想像してみるのも面白いです
なんだかんだで回っていくのが想像できますし
自分以外の誰かが風邪で仕事を休んだことを想像しても
会社の仕事はなんとかできるし、誰かが何とかします
自分のことを過大評価するのをやめるともっと生きるのが楽になります(*´▽`*)
天職を探さない
この本に書いてあることで個人的に一番面白いなと感じたのが天職に関するところです
天職などなく、あるのは人間関係だけだという哲郎さんの主張はなるほどと思いました
人間関係が良好に築ければ大抵の仕事は楽しいし、逆に人間関係が最悪の職場だったら職種が自分に合っていても地獄のような日々が続きます
楽しく長く働くためには仕事の内容ではなく大切なのは人間関係である
これは私自身の逃げた経歴を思い出しても当てはまるなと感じました
かなりいろいろなことから逃げてきたけど、中にはとても長く続けられたものもあって
その違いを振り返ってみた時にやっぱり逃げた時の原因は人間関係だったなと思い出しました
アルバイトの職種自体は好きでしたが人間関係が耐えきれなくてすぐ逃げたこともあれば、そんなに好きな仕事ではなかったけど人間関係がとてもよかったので長続きしたものもありました
もしあなたが組織に属して働こうと思っているのなら
合わない所からはすぐに乗り換えて自分に合う人間関係の職場にたどり着くまで
転職を繰り返すのが天職を見つける一番の近道だと思います
どんなことでも最初から好きだったわけではなくて
自然と続けているうちにスキになることが多いので
人間関係が良好な職場で働けば自然とその仕事も好きになるはずです
会社員が嫌な人はリゾートバイトなどの
働く期間が決まっているバイトをしてみるのもいいと思います
もし人間関係が良ければしばらくそこで働けばいいですし
ホテル関連の正社員になるための経歴作りも出来るので
とりあえず正社員になりたいと思ったときにも無駄になりません
逃げるが勝ち
私は現代を生き抜くための最強の武器はすぐに逃げられる行動力だと思っています
普通の人はもう少し頑張ってからじゃないとだめだと思い込んで
逃げるのはあまりよしとしません
だからこそすぐ逃げる人を攻撃します
自分は我慢しているのになぜあいつは逃げていいんだという気持ちがあるからです
なら自分も逃げればいいじゃないかと思いますが
それが出来ないから逃げる人がどんどん得をします
逃げることを否定してくる人からは逃げましょう(`・ω・´)
先のない苦しみから逃げることは何も悪いことではありません
会社を辞めたいけどやめる勇気が持てない人は
ぜひこの本を読んで一歩踏み出す勇気をもらうといいと思います
ここまで読んでくださりありがとうございました