恋愛で異性が何考えてるのかわからないなら読む漫画【喰う寝るふたり住むふたり】

今日のレコメンドジャンルは漫画になります

 

恋愛中相手が何考えてるのかわからない

日暮キノコさんの喰う寝るふたり住むふたりです

 

高校時代から10年間付き合い始めて同棲8年になるカップ

りつ子と修一の日常を描いた漫画で、

恋愛でよくあるすれ違いや長期間付き合ってるけど

結婚していないカップルのあるあるが描かれています

 

そしてこの漫画の一番の特徴は同じストーリーを男女別々の目線から見れるところです

 

片方の視点から見るとどう考えても相手の方が悪いようにみえるのに

そっちの視点から見るとこうなっちゃうのも仕方がないと思わされます

 

最初の話ではりつ子が友達を家に呼んで

いつ結婚するのかといった話をしていました

 

りつ子は修一からもまだプロポーズをしてこないし

どうなんだろうねといった感じで過ごしていると

釣りから修一が帰ってきて駅まで友達を送ります

 

送った後車中で修一の買ってきてくれたお土産について会話をするのですが

どうも修一のテンションが低いです

 

家に帰ってもその調子でりつ子からするとよくわからないまま

修一が切れていて気まずくなってしまいます

 

翌朝おにぎりを作って先に家を出たりつ子のところに

修一からおにぎりありがとうというメールが届き仲直りをします

 

この話をりつ子目線で見ると修一が謎にキレただけで

男ってよくわからないところあるよねで終わってしまいますが

喰う寝る二人ではここから修一目線で同じ話が描かれます

 

修一とりつ子は共働きでいつも修一が家を早くに出発しています

彼女が作ってくれる朝ごはんにあこがれている修一ですが

りつ子も仕事が大変なのはわかっているのでなかなか言い出せません

 

そして実は2か月前になる去年のクリスマスに

修一はりつ子に指輪をプレゼントしていました

 

りつ子もすごい喜んでくれていて

そのタイミングで修一はやんわりとプロポーズをしました 

本当にやんわりという感じで小声で結婚という単語をいっただけです(;・∀・)

 

それでも勇気を出して結婚という単語を出した修一は

りつ子にプロポーズをしたと思っていました

 

しかしりつ子はその時指輪に夢中でプロポーズを聞き逃しています

それから2か月修一はプロポーズの返事待ちの状態だったんです

 

そんなタイミングでりつ子が友達に

自分はまだプロポーズをされていないという話をしているのを

家の前で聞いてしまいます

 

あんなに勇気を出していったプロポーズを

りつ子が聞いてくれていなかったことに修一はショックを受けていたので

車中ではテンションが低くなってしまっていたんです( ̄▽ ̄)

 

そして喧嘩してしまった翌朝にりつ子がおにぎりを作ってくれていて

念願だった彼女の朝ごはんを食べることが出来た修一は

りつ子への感謝とか昨日怒ってしまったことに対して罪悪感とかが

いろいろ入り混じって人前で泣いてしまう といった形で一話が締めくくられます

 

そうつながるのか!

もうこの一話を読んだ瞬間日暮さんの伏線回収のすごさに引き込まれて

喰う寝る二人を一気読みしてしまいました

 

りつ子目線だと修一は急に切れたように思えますが

修一目線で見直すと自分も同じ立場だったら不機嫌になっちゃうなと同情します

 

まさかおにぎりが伏線になっているとも思わないですし

シンプルに面白いと思いました(*´ω`)

 

リアルにある恋人同士の喧嘩もしっかり追えば

こんな感じでお互いにしょうがない部分があるんだろうなと思います

 

実際は相手が何を考えているかなんてわからないのですが

もしわかったらそれはこっちも悪いなと反省するきっかけが出来るなと思いました

 

他にもりつ子が合コンに誘われたけど男の見栄で見送ってしまい後悔する修一と

その態度を見て自分はまだ女としていけることを証明してやる!と意気込むりつ子の

話や旅行の話など片方の視点だけでも面白い話を両視点から追うことが出来ます

 

恋人とはいっても他人なことに変わりはなく

何を考えているかわからなくなることもあると思います

 

この漫画では男女どちらもこれわかるわーと思わず言ってしまうような

内容の話が盛りだくさんで恋愛をするときに異性はこんなことを考えているだなと

学ぶことが出来ます

 

普通は一つの話はどちらかの視点からしか描かれないのを

両方の性から見ることができるのでどちらも悪役にならず

感情移入が読んでいてしやすかったです

 

恋人と喧嘩をよくするけど相手の考えていることがいまいちわからないという人はこの漫画を読むともしかしたらあのことで怒っていたのかもと心当たりが見つかるかもしれませんよ( *´艸`)

 

最後まで読めばあなたも恋愛したくなること間違いなしです

 

ここまで読んでくださりありがとうございました